クレームや社内不良を減らしたければ、常識の逆をやれ (3)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
FL法コンサルでは「検査員の検査力を向上させる簡単な方法がある」
と言います。
難しいのでは?と思われたあなたは、品質管理の考え方が間違っているのです。
大衆の逆をやれ!大衆は常に間違っている!
でも、大丈夫です。
この連載で、間違った品質管理の考え方を正していきます。
師匠O先生の大好評セミナーが来月(10/10,12,18)に開催されます。
本ブログはその前の予備知識的な内容ですが、
この連載を読んでセミナーに参加すれば、
あなたは、革新的な品質管理を深く学ぶことができるでしょう。
検査員の検査力は経験だけじゃない、トレーニングで上げられる!
昨日は、ダブル検査は心のゆるみを生むという話をしました。
本日は検査員のトレーニングの話をしましょう。
ボックス(箱)の中に製品を50個入れましょう。
その中に1個不良品(寸法はずれ、外観不良等)を入れておき、
この不良品を何分何秒で検出できるかで検査の力量、検査力を調べます。
時には、不良品を入れないで良品だけにしておき「良品だけです!」
と答えられたら合格です。
FL法コンサルでは、検査力を向上させる方法として検査ボックスを有力な手段と考え、
活用してもらっています。
最も短い時間で不良個所を見つけた人が優秀な検査者である。
始業時、検査員にこの検査ボックスで検査させることで、検査感度が上がるのである。
検査ボックスの活用により、検査精度と検査速度はどんどん上がります。
ただの箱でも工夫次第では、検査の能力向上に有効は箱となる。
検査ボックスの価値を知れ!