クレームや社内不良を減らしたければ、常識の逆をやれ (2)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
FL法コンサルでは「クレームの再発防止をしたければ、“ダブル検査をやめなさい”」
と言います。
なぜ?と思われたあなたは、品質管理の考え方が間違っているのです。
大衆の逆をやれ!大衆は常に間違っている!
でも、大丈夫です。
本日からの連載で、間違った品質管理の考え方を正していきます。
師匠O先生の大好評セミナーが来月(10/10,12,18)に開催されます。
本ブログはその前の予備知識的な内容ですが、
この連載を読んでセミナーに参加すれば、
あなたは、革新的な品質管理を深く学ぶことができるでしょう。
クレームの再発防止をしたければ、“ダブル検査をやめなさい”
ではどうするの?
心のゆるみが検査精度を落とす。
製品の検査をするときの重要な心構えは、
今検査をしている製品には必ず問題があると考えることです。
そして、1人の検査員が品質を保証する検査をすることです。
顧客にクレームを出し、その対策をして「ダブル検査」と
安易な対策を立てるケースが非常に多いです。
ダブル検査では、最初に検査する人は、
後でもう一度検査してくれると、心のゆるみが出る。
後から検査する人は、一度合格したものを検査していると、心のゆるみが出る。
心のゆるみを持った2人が行うダブル検査は、検査精度は絶対に上がりません。
この事実をきちんと認識しなければならない。
そして、このダブル検査で再度クレームを出すと対策はどうなると思いますか?
そうです、トリプル検査の対策を打ち出す工場があるのです。
何をかいわんやです。