クレームや社内不良を減らしたければ、常識の逆をやれ (15)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
FL法コンサルでは「“拙速”の本当の意味を知っているか」
と問います。
拙くても速くやればいい?と思われたあなたは、
品質管理の考え方が間違っているのです。
大衆の逆をやれ!大衆は常に間違っている!
でも、大丈夫です。
この連載で、間違った品質管理の考え方を正していきます。
師匠O先生の大好評セミナーが今週で終了しました。
参加したあなたは、革新的な品質管理を深く学ぶことができたでしょう。
この連載は本日で終了です。
60点でよいから「まず、やってみる」
あなたは、拙速の本当意味がわかりましたか?
「拙くてもよいから速くやればいい」ということではありません。
本質は、
「速くやれば、拙いことが速くわかり、次のアイデアがすぐ出る」ということです。
60点でよいから「まず、やってみる」という姿勢が重要になります。
中小メーカーの管理者には「石橋を叩いて渡らない」人が多いです。
本来は、石橋を叩かないで渡るくらいの意気込みが必要です。
「まず、やってみる」はトヨタ生産方式の教えです。
心配の先取りをしないで、拙速してみることです。
とにかく、今の管理者はとっかかりが遅すぎる。
この「拙速」を理解し、早い品質改善を目指しましょう。