なぜ、今「改善リーダーが必要なのか?」 13
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
モノづくりは人づくり。
具体的には、工場を改善していける「改善リーダー」を創り上げることが、
変化の激しい時代を生きていく絶対条件になります。
キーワードは「常識打破」
本日も、改善リーダーが自分の殻を破り、改善力を身に付けるための、
具体的な内容を解説します。
検査は品質保証という付加価値を生む
モノづくりの観点から、検査は付加価値を生まないととらえる見方が普通です。
しかし、私は品質保証の観点から、検査は付加価値を生むととらえます。
付加価値とはお金を生むことを意味します。
理由は2つあります。
1つ目は、検査は品質保証上、絶対に必要であるから。
2つ目は、検査員のやる気を高めるから。
検査員に「あなたのやっていることは付加価値を生まない」と言ったら、
やる気をなくしてしまいますよね。
確かに、モノづくりの視点で見ると、検査は付加価値を生みません。
しかし、上の2つの視点から検査は付加価値を生むととらえることが
建設的理解となります。
したがって、改善リーダーは、
検査はお客様に不良品を渡さないための重要な付加価値を生む仕事だ
と理解して下さい。