品質部門の管理者の盲点 09
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
連日、品質問題にフォーカスしています。
これまで、ダブル検査はやめよ。
検査ボックスを使って、検査力を向上させよ。
標準検査時間の指示なしに品質保証はできない。
正しい作業・正しい製造条件・正しい手順で行えば、高品質、低コストを実現できる
という話をしました。
それでは本日は、
品質は工程で作り込め
ものづくりに携わるあなたなら、一度は聞いたことがあるでしょう。
この意味を理解していますか。
誰もが口にするこのフレーズですが、残念ならが、多くの人は意味をしりません。
品質は工程で作り込むとは、作業者自身が加工した製品を品質保証するということです。
このためには、作業者が検査力を持っていないとできません。
作業者の力量は、技能の力量と検査の力量から構成されているのです。
いくら技能力があっても、検査力がなければ早く正確に作業はできません。
だから、自工程で品質保証し、次工程へ不良を流さないためには、
作業者に技能力と検査力の力量をつけなければならない。
早速、検査を体験させましょう。