たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

なぜ、今「改善リーダーが必要なのか?」 05

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

モノづくりは人づくり。

 

具体的には、工場を改善していける「改善リーダー」を創り上げることが、

変化の激しい時代を生きていく絶対条件になります。

キーワードは「常識打破」

 

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本日も、改善リーダーが自分の殻を破り、改善力を身に付けるための、

具体的な内容を解説します。

 

機械故障復旧時間を決めよ

 

中小メーカーでは機械が故障したとき、

修理担当者(管理者やリーダーが主)が修理にあたる。

 

このとき、壊れた機械を直すのだから、

直った時間が直ったときととらえる修理担当者が多い。

これは間違いである。

 

A機械が故障したら30分以内に直す、B機械が故障したら40分以内に直す、

このように機械別に修理時間を決め、

3-4ヶ月でこの時間で直せるように修理法を改善していくのである。

この考えが重要になります。

 

これはMTTR(Mean Time To Repair、故障復旧時間)になる。

この時間を決めることが大切になります。

 

なぜなら、生産性が上がるから、復旧時間を決めれば、

故障しても納期遅れになることはないから。

 

もし、この復旧時間に間に合わなければ、修理担当者の責任である。

そして、この復旧時間を守ることは予防保全にも繋がっていく。

 

故障した機械を早く直すことが保守力を上げます。

この保守力も改善リーダーの1つの要素になります。