なぜ、今「改善リーダーが必要なのか?」 12
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
モノづくりは人づくり。
具体的には、工場を改善していける「改善リーダー」を創り上げることが、
変化の激しい時代を生きていく絶対条件になります。
キーワードは「常識打破」
本日も、改善リーダーが自分の殻を破り、改善力を身に付けるための、
具体的な内容を解説します。
外注依頼をすぐにやめ、内製化せよ
あなたの工場では、単価が安いという理由だけで外注に加工依頼をしていませんか。
社内の生産能力が満杯だからやむなく外注する、という基本を守らなければならない。
外注に出す原則は自社技術ではできないもの、
生産量の問題に限定しなければならない。
現場で感じることは、日本のメーカーは概して外注に甘いです。
例えば、お客からの納期が5日なのに外注にはまとまった量を
10日でつくらせている場合があります。
これでは仕掛品在庫が増えてしまいますよね。
生産性を向上させて、
浮いた要員に外注加工していたものをやってもらえばただになりますよね。
ひどい場合は、受注が落ち込み社内の人の仕事がなくなっているのに、
外注している場合があります。
なるべく外注に出さない方向で考えることが基本です。
仮に単価が安いから外注に出すというなら、全部外注に出してしまえ、
と私達は忠告します。
改善リーダーはこのことをしっかり認識して下さいね。