管理者の価値のある瞬間 (6)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日も、管理者の「価値のある瞬間」について考えていきましょう。
部下にやる気をもたせる動機付けをしている瞬間
私の上司はかつて、以下のように言っていました。
上司は、一人ひとりの部下の家庭環境や部下の考え方を知らなければならない。
部下は、一人ひとり皆、考え方や何を満足ととらえるかが異なるからだ。
これらの実情をとらえ、一人ひとりに対して動機付けの工夫をしなければならない。
今思うと、素晴らしい上司でしたね。
私は褒められると頑張る子だったので、扱いやすかったのではないでしょうか。
現在はコンサルで管理者や現場リーダーにもこの考え方を教えています。
まず、現状、
部下が「満足と考えていること」を知り、この満足を実現させてやることである。
そして、より高い満足があることの啓蒙をしてやることである。
これが動機付けになります。
これからの管理者や現場リーダーは、
部下一人ひとりの立場になって部下が満足することを実現させてやるのです。
毎朝、部下の顔を見て健康状態は良いか、
何か心配事はないかを見抜くことが大切です。
この部下へ真剣に動機付けをしている瞬間が価値ある瞬間です。
言うは易く行うは難し、明日はこのコツをお教えしましょう。