管理者の価値のある瞬間 まとめ
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日で、管理者の「価値のある瞬間」については終わりです。
①部下に直接やってみせる仕事をしている瞬間
②挑戦目標を達成させるための改善をしている瞬間
③部下が仕事をよりやりやすくする工夫をしている瞬間
④他部門へ協力している瞬間
⑤一ランク上の上司と本音で話し合っている瞬間
⑥部下のやる気をもたせる動機付けをしている瞬間
結局、管理者にとって「価値のある瞬間」は部下に「教える」ということになります。
この「教える」「教育する」ということが管理者にとって難しいため、
ほとんどの管理者や現場リーダーは作業に埋没してしまいます。(作業に逃げている)
また、様々な性格の部下がいるため、それらの部下の考え方を変えることは難しい!
どうしらたいいのか?とよく言われます。では、ポイントをお教えします。
「相手の関心」に関心を持て
部下を支援するということは、相手の関心に関心がなければできません。
それも難しいよ!という声が聞こえてきますが、訓練をすればできるようになります。
部下が話していることについて、
「なんでこの人はこのことを面白がっているのか、楽しんでいるのか」
ということを考えながら聞いてみて下さい。
相手自身や話の内容そのものに関心を持つのではなく、
相手の「ものの見方」大げさに言えば「世界の見方」はいったいどういうものであるか
ということに注意を向けるということです。
そうすることで、相手を良いか悪いかという基準で裁くのではなく、
相手を理解して受け入れようとする姿勢ができてきます。
これが「相手の関心に関心を持つ」という訓練になります。
どうでしょうか?!難しいでしょうか?!なんだか出来そうですよね?!
とにかくやってみましょう。