Coffee Break36(強さの裏にはTQM)02
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日もコーヒーブレークです。
ものづくりをしていると、トヨタ生産方式はなぜ最強なんだろう。
トヨタの強さの秘密は何だろう。って思いませんか。
師匠O先生の話からまとめてみました。
トヨタの強さの裏にはTQM
昨日説明したように、TQMをしっかりと身に付けることにより、
トヨタの社員は、全社的に展開されている「方針管理」の中で、
「重点課題」を設定し、その問題解決のプロセスと成果について、
継続的に指導・訓練を受けているのです。
このようにして「自己の職責とは何か」、
「そのためには何をしなければならないのか」、「どう行動しなければならないのか」、
「どのような結果を出さなければならないのか」などについて、
叩きこまれているのである。
凄いと思いませんか!
つまり、トヨタ生産方式がものづくりの一つの卓越したやり方として世の中に定着し、
他を圧倒的に凌駕するようになったのは、
ものづくりの理想の姿を作り上げるという信念とたゆまない努力の成果なんです。
トヨタ、マジ、強すぎでしょ!
そして、師匠O先生曰く、
それが可能であったのは、仕事の進め方について
しっかりと訓練された管理者を中心とする人たちの輪が出来上がっていたからである。
実は、これが今のトヨタ生産方式の強さを支えているのだ。
そして、このトヨタ生産方式を中小メーカー向けにアレンジしたのが、
師匠O先生が確立し、私達の提唱する「FL法」なんです。
次回、このトヨタ生産方式を定着させるにはどうすればよいか、考えてみます。