理想的な生産ライン 05
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
引続き生産性向上の話です。
ある工場で、製造量が増加するため、急遽生産ラインを作ることになりました。
これまで、
ラインを短くすれば、品質が上がり、コストは下がる。
工程表示は番号表示をせよ。
製造情報は流れるようにせよ。
最も遅い工程の速さでしかものは作れない。
という話をしました。
やはり重要なのは、ネック工程の調査です。復習しておきましょう。
ネック工程で生産高が決まる。
ものづくりにおいては、ネック工程で生産高が決まってしまいます。
皆で工場を回り、ネック工程を見つけて下さい。
工程の前に仕掛品が一番多くあるのが、ネック工程です。
トヨタ生産方式でも私達の提唱するFL法でも、
ネック工程をとらえ、ネック工程の前工程は、
ネック工程が消化できる分だけ供給すればよいとしています。
ネックの原因には「人」の場合と「機械」の場合があります。
人がネックなら、人を投入すればいいでしょう。
「機械」の場合にはどうすればよいでしょうか。
次回、説明しましょう。お楽しみに。