動作経済の原則 03
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
連日、動作経済の原則を解説しています。
「距離を短くせよ」「両手を同時に使え」、この原則は簡単に実践できるので、
あなたの工場でもまずはやってみて下さい。
動作の数を減らせ
「動作の数、そのものを減らす」ということは、
最も忘れがちなことではないでしょうか。
効率の良い作業や動きを考えるとき、
しなくてもいい動作は、動作改善をするのではなく、なくしてしまうべきです。
ものを「探しまわる」ことや、暗くてよく見えないので「目をこらす」、
熱いものがあるので「気を付ける」、動いている機械を「気にする」等、
作業効率を下げる、本来必要のない動作ですよね。
大変なだけで全く意味のない動作を徹底的に減らす・なくすことを考えて下さい。
でも、一番頑張っている作業者自身が最も気づきにくいのです。
そこで、第三者目線で作業者の動作を観察して改善していくことが必要になります。
ビデオで撮影して皆で見て議論する等、色々手段はありますよね。
是非やってみて下さい。