動作経済の原則 02
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
昨日は動作経済の4原則の一つ「距離を短くせよ 」について解説しました。
動作経済の原則は簡単に実践できるので、あなたの工場でも是非取り入れて下さい。
両手を同時に使え
身体の軸を中心とした左右対称や左右均衡の動きは、
シンプルでバランスが良く身に付けやすいです。
作業をよく観察すると気づくことができると思います。
例えばラジオ体操を考えて下さい。
多くの工場で毎朝行っていると思いますが、誰でも難なくできますよね。
なぜかというと、
ラジオ体操の動きは左右対称でシンプルかつバランスが良いからです。
人間の身体は左右対称であり、この構造をものづくりで活用して下さい。
左右対称で両手が同時に付加価値を生むような治具をつくり、
ものを配置し、作業訓練をします。
すると動作の数は半減して作業にリズム感が生まれ、
疲れも少なくミスも大幅に減ります。
この様な改善事例は世の中に沢山あります。
それらを参考にしながら、あなたの工場に合うように皆で知恵を出し合って下さい。