動作経済の原則 04
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
連日、動作経済の原則を解説しています。
「距離を短くせよ」「両手を同時に使え」「動作の数を減らせ」
これらの原則は簡単に実践できるので、あなたの工場でもまずはやってみて下さい。
楽にせよ
さて、これまでの原則を実践してみましょう。
作業場のものを近くに取りやすく置き、手を左右対称で同時に使えるようにし、
ムダな動作を減らす、作業はどうなりますか。
当然、楽になりますよね。
高品質で速く作業ができる工程でも、身体に負担の生じる動きがあるのであれば、
品質を維持しながら生産はできません。
作業が楽かどうかは、重要なポイントになります。
もちろん、同じ作業でも楽になれば作業効率が上がり、品質も上がります。
だから、原則と言います。
原則なので、誰がどこでやっても変わりません。
この動作経済の4原則を工場を上げて実践してみて下さい。
もちろん、維持管理は監督者や経営者の役目です。