2018年ベストエントリー(第3位)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
後3日で今年も終わりですね。
というわけで、2018年に反響の大きかったエントリーを振り返りましょう。
トヨタ生産方式はなぜ最強なのか?トヨタの強さの裏にはTQM
実は、トヨタ生産方式ほど広く世間には知られていないが、
最強トヨタの強さを支えているのは、
「総合的品質管理」いわゆる「TQM」なんです。
トヨタの社員は、社内でトヨタ生産方式に基づく改善の取組みや、
ものづくりの本質を学ぶだけではなく、
並行してTQMを基本とした仕事の進め方について、
みっちりと仕込まれているのです。
TQMをしっかりと身に付けることにより、
トヨタの社員は、全社的に展開されている「方針管理」の中で、
「重点課題」を設定し、その問題解決のプロセスと成果について、
継続的に指導・訓練を受けているのです。
このようにして「自己の職責とは何か」、
「そのためには何をしなければならないのか」、
「どう行動しなければならないのか」、
「どのような結果を出さなければならないのか」などについて、
叩きこまれているのである。
凄いと思いませんか!
つまり、トヨタ生産方式がものづくりの一つの卓越したやり方として世の中に定着し、
他を圧倒的に凌駕するようになったのは、
ものづくりの理想の姿を作り上げるという信念とたゆまない努力の成果なんです。
トヨタ、マジ、強すぎでしょ!
そして、師匠O先生曰く、
それが可能であったのは、仕事の進め方について
しっかりと訓練された管理者を中心とする人たちの輪が出来上がっていたからである。
実は、これが今のトヨタ生産方式の強さを支えているのだ。
そして、このトヨタ生産方式を中小メーカー向けにアレンジしたのが、
師匠O先生が確立し、私達の提唱する「FL法」なんです。