今までのものづくりに共通した弱点を知っていますか? 06
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
連日、今までのものづくりに共通した弱点を解説していきます。
この弱点を知り、克服すれば、お金をかけずに生産性が25%上がってしまいますよ。
まずは、弱点を認識しましょう。
1.11 今までのやり方に満足している
具体的には、今までのやり方に満足し、
続けていたら顧客の値引き要求3-8%に応えられません。
まず、管理者であるあなたは、この気づきを持たなければならないです。
外部環境は増々厳しくなるばかりで、それに応えるには、
今までのやり方を大きく変えなければならない。
このブログでは、お金をかけずに今までのやり方を変える仕組みを提供しています。
しかし、驚いたことに、多くの中小メーカーの管理者は、
赤字になっても今のやり方を続けています。(続けたいと思っている?)
この慣性打破に気づいて欲しいものです。
1.12 資材倉庫は部材で満杯になっている
資材発注責任者は、部材が欠品すると怒られるので、
どうしても部材を余計に発注する傾向があります。
私達の現場アドバイスは、
「自分のお金で買うとしたら、このような買い方をするか」です。
資材管理では、欠品しないことと、最小購入量を要求しています。
「時々欠品するのが、正常です」とも言います。
必要量だけ発注していたら、欠品もするという根拠からですよ。
ところが、中小メーカーの購買管理者は、欠品させないために、
余計な部材を多く買い、資材倉庫を満杯にして、満足しています。
そこで、「自分のお金で買うとしたら、このような買い方をするか」と聞くと、
購買責任者は、「こういう発注はしません」と本音の返事が返ってきます。
工場長は、購買の責任者に、
自分のお金で買うとしたら、どうするかの指導ができなければならないんです。