Coffee Break88(これ知ってますか?06)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日もコーヒーブレークです。
先週から、トヨタ方式推進12ヶ条を紹介しています。
まだ、解説が必要ですよね。
①いいわけをしない
②パーフェクトを狙うな60点でよい、とにかく進めよう
③困らなければ知恵はでない
④できない説明よりできる方法を考える
⑤すぐやる[拙速]
⑥1年間はTPSをやってみよう、文句はそれからだ
⑦心配の先取りをするな
⑧時間は動作の影である
⑨神話をつぶせ[常識打破]
⑩儲けなき動きから、儲けを生む働きにかえよう
⑪改善は無限である
⑫カネを使うな知恵を出せ、知恵がなければ汗をだせ
カネを使うな知恵を出せ、知恵がなければ汗をだせ
改善活動にはなるべくお金は使わないことです。
高性能の機械を導入することや効率化システムを導入することにお金は使いません。
今ある人と設備で生産性を上げる知恵を出すことに価値があるんです。
もし機械を導入したりシステムを導入したりして生産性が上がるのであれば、
同業他社でも金さえだせば簡単に真似できてしまいますよね。
しかし、知恵を出して生産性を上げることは簡単には真似できないんです。
しかも、生産性を上げて利益を増やそうとも、
機械やシステム代金でお金が減ってしまっては、本末転倒でしょ。
ただ、知恵は勝手には浮かんでくるものではありません。
だから知恵が出なければ、
出るまで現場で色々な実験を行い汗を流す必要があるのです。
知恵を出すのはただであり、いくら出してもへるものではありません。
むしろ、知恵は出せば出すほど、更にでるようになります。
もちろん、色々勉強しなければなりませんが…
改善活動では、無限に知恵を出しましょう。皆で出し合いましょう。