Coffee Break83(これ知ってますか?02)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日もコーヒーブレークです。
一昨日は、久々に師匠O先生のコンサルに同行しました。
そこで、トヨタ方式推進12ヶ条の話がでたので、昨日紹介しました。
①いいわけをしない
②パーフェクトを狙うな60点でよい、とにかく進めよう
③困らなければ知恵はでない
④できない説明よりできる方法を考える
⑤すぐやる[拙速]
⑥1年間はTPSをやってみよう、文句はそれからだ
⑦心配の先取りをするな
⑧時間は動作の影である
⑨神話をつぶせ[常識打破]
⑩儲けなき動きから、儲けを生む働きにかえよう
⑪改善は無限である
⑫カネを使うな知恵を出せ、知恵がなければ汗をだせ
本日は、その内容を説明します。
“拙速”の意味、知ってますか?
拙(まず)くてもよいから速くやれ、ということではありませんよ。
速くやれば、拙いことが速くわかり、次のアイデアがすぐでるということです。
中小メーカーの管理者には「石橋を叩いて渡らない」人が多いです。
石橋を叩かないで、石橋を渡るくらいの意気込みが必要です。
この様に“巧遅”では改善は進みませんよ。
60点でもよいから“まず、やってみる”。
“心配の先取りをしない”で、“拙速”してみることです。
これもトヨタ生産方式の教えになります。
中小メーカーの管理者はとっかかりが遅すぎるのです。
よく、この“拙速”を理解し、速い改善の着手、速い改善を行いましょう。