Coffee Break58(売上のからくり)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日は、コーヒーブレークです。
6年振りにテレビを購入
6年振りに我が家にテレビが来ました。テレビ無し生活に終止符です。
家電量販店に買いに行ったのですが「売上とは何か」を考えてみましょう。
製造業の売上は、材料を仕入れ、様々な工程を経た製品を売って得られます。
一方、小売業の売上は、仕入れた商品を転売することで得られます。
テレビでメーカーが売上を得るには、長期の開発期間を経てから、
材料調達、組立、検査、出荷さらには宣伝等、多くの手間が必要です。
一方、量販店がテレビで売上を得るには、商品を仕入れて店頭に並べて、
店の宣伝を出し、販売員が商品の説明をします。
同じテレビの売上でも、メーカーと量販店では手間が全く違いますよね。
会社は、売上の元となる費用や、生み出した価値に見合う利益を得ます。
メーカーは1台1台に高い付加価値をつけて高い利益を得る。
一方、量販店は利益率は低いが、商品を大量に売ることで利益を得ているのです。
例えば、メーカーはテレビ1台50万円です。
製造原価:30万円、販管費:10万円、営業利益:10万円。
それを量販店では、60万円で売ります。
こんな感じでしょうか。昨日は、大分値切ってしまいました。