徹底したムダとりに潜む盲点に気づけ! 01
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
「徹底したムダとり」は改善の基本であり、トヨタ生産方式の根幹である。
ムダとりは目標達成のための手段だ
ここで注意しなければならないことは、
「ムダとり」は目標達成(リードタイム短縮や生産性向上)
のための手段であることだ。
ものづくりの改善には、まず目標ありきなのである。
この視点に立ってムダとりの意味の再点検が必要である。
多くの人は、ムダとりが目標あり、
このムダとりの結果として生産性が向上すると考えている。
これは、ある意味真理に思えるが、ムダとりの正しい考え方ではない。
これは盲点である。
工場には、目で気づく多くの小さなムダがある。
これらの小さいムダをいくらとっても生産性向上には響かない。
これは塵も積もれば塵ということになる。
明日から、ムダとりの盲点と改善点に触れていきます。