「いい仕事」の尺度 (3)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
昨日は、工場における「いい仕事」の尺度として、
付加価値生産性を解説しました。
また生産性目標は25%にすると解説しました。
もし、現状値が4000円なら、4000円×1.25=5000(円/人・時)です。
この25%生産性向上は、コストダウンに変換すると、6-8%に相当します。
今、顧客は年3-8%の値引きを要求しているので、
工場は生産性を25%上げていかないと存立できなくなってしまうのです。
そして最大のポイントはお金をかけないで、生産性を25%上げるということです。
お金をかけないでというのは、
設備投資をしない、最新のシステムを導入しないという意味です。
それを実現させることが「中小メーカー向けトヨタ生産方式(FL法)」の魅力です。
次回から、生産性を向上させるための具体的な方法について解説します。