管理者の価値のある瞬間 (4)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
連日、管理者の「価値のある瞬間」について考えています。
2つ前のエントリーで、挑戦目標を達成させるための改善をしている瞬間。
という話をしました。このためには、改善する時間を作らなくてはならない。
1日1.5時間、管理者が作業に埋没していたら絶対できません。
他部門へ協力している瞬間
他部門の上司も挑戦目標に取組んでおり、
挑戦目標の達成には関係部門の協力なしには達成できません。
他部門へ協力するということは、同時に他部門の協力も得ることができます。
すなわち他部門への協力は、
自部門の挑戦目標達成のために価値のある協力支援の瞬間になります。
一方、皆、自分の仕事を変えたくない、責任を取りたくない、やりたくない、
と言って自部門の最適を優先してしまいます。
あなたも経験があるのではないでしょうか。どこの工場も一緒です。
しかし、これを乗り越えなければ儲かる工場には絶対にならない。
私達の提唱する「FL法」は工場改革です。
工場改革とは全体プロセスの見直しであり、個別部署の守備範囲を超えるため、
もちろんトップの音頭が必要ですし、他部門への協力なしには達成できません。
本当の生産改善はトップダウンでしかできません。
そして、この活動を外から強い力で引っ張るのが私達コンサルの役目です。