工場管理の新常識 間違いだらけの15の視点 04
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
工場管理がうまくいかないのは、あなたの常識が間違っているからだ!
ということで、連日1つずつ解説しています。
師匠O先生が説明するセミナーが来月に開催されます。
従来のやり方に限界を感じ、革新的な工場管理を学びたいあなたは是非!
さて、昨日は「問題は全て現場にある」
現場リーダーは現場にでて、作業者の管理監督や進捗管理をしなければならない。
という話をしました。
そこで、本日は「現場リーダーがラインに入ると生産性が上がる」
という間違いに迫ります。
「現場リーダーがラインに入ると生産性が上がる」は間違い
まずは、現場リーダーに質問してみましょう。
「なぜ、作業に埋没しているのですか?」
ほとんどの現場リーダーは
「自分が作業に入らないと、納期に間に合わないから」と答えます。
あなたもそうでしょうか?!
よく考えて下さい。これは錯覚です。
リーダーが作業に入っていると、作業者の進捗管理ができません。
だから、納期に遅れそうな状況に気付くことが遅くなるのです。
その結果、納期遅れが迫ってしまい、自らが作業に入らざるを得なくなるのです。
では、作業場から離れてみて下さい。どうなりますか?
「進捗管理ができるので、納期遅れになりそうな状況に早く気づくことができる」
早く手が打てるので、納期遅れはなくなりますよね。
ということで、
現場リーダーがラインに入ると生産性は上がるのは間違いだと分かったでしょう。
えっ!もう1つラインに入らなければならない理由がある?!
それについては、次回に考えてみましょう。お楽しみに。