工場管理の新常識 間違いだらけの15の視点 04-2
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
工場管理がうまくいかないのは、あなたの常識が間違っているからだ!
ということで、連日1つずつ解説しています。
師匠O先生が説明するセミナーが来月に開催されます。
従来のやり方に限界を感じ、革新的な工場管理を学びたいあなたは是非!
昨日は、「現場リーダーがラインに入ると生産性が上がる」は間違い
ということを説明したのですが、
もう1つラインに入らなければならない理由があるということなので、
それについても説明しましょう。
「現場リーダーがラインに入ると生産性が上がる」は間違い
では、現場リーダーに質問してみましょう。
「なぜ、作業に埋没しているのですか?」
もう1つの理由として、ほとんどの現場リーダーは
「自分にしかできない作業があるから」と答えます。
そうきましたか。
よく考えて下さい。これも錯覚です。
リーダーが作業に埋没しているから、作業者への教育訓練ができません。
だから、自分にしかできない作業が減らないのです。
その結果、自らが作業に入らざるを得なくなるのです。
では、作業場から離れてみて下さい。どうなりますか?
「作業者への教育訓練ができるので、自分にしかできない作業が減る」
作業者の仕事ぶり(力量)をしっかり観察できますよね。
ということで、
現場リーダーがラインに入ると生産性は上がるのは間違いだと分かったでしょう。