きれいな職場とは
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
昨日のエントリーでは、ある工場の部品梱包現場で、
出荷予定部品が数カ月先まで山のように積まれていたという話をしました。
そして、現場には納期を教えるな!というアドバイスをしました。
もう一つ感じたことは、汚い職場だな…ということです。
そこは工場の片隅にあり、日が当たらず薄暗く、梱包部品が山のように積まれて…
よくこんな所で働けるな…と思ってしまいました。
では、誰が見てもきれいな職場とはどんなものなのでしょうか?
きれいな職場は、いるものしかない職場である。
これがきれいな職場の定義です。
でも、「いるもの」と「いらないもの」の区別は難しいですよね。
あなたにとってはいるものでも、別の人にはいらないものってありますよね。
しかし、職場では明確な基準が必要になります。
「いるもの=すぐ使うもの」「いらないもの=すぐ使わないもの」
これでどうでしょうか?整理・整頓が進めやすくなりますよね。
人が中心ではなく、もの中心で判断することがポイントです。
一方で、「すぐ」という言葉は曖昧で結構幅がありますよね。
更にこうしてはどうでしょうか。
整理・整頓を始めたばかりの工場では「1ヶ月以内に使うもの」、
整理・整頓が進んでいる工場では「3日以内に使うもの」と
状況に応じて短縮することを勧めます。
これ以外にも、業種によっては色々な制約はあると思いますが、
いずれにせよ、すぐ使うもの以外は何もない職場はきれいで、
誰が見てもすっきりとしていて働きやすいことは間違いありません。