誤解だらけのものづくり (7)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
引き続き、大きな誤解の一つを解説します。
これも多くの工場で行われています。
監督者(現場リーダー)が作業に埋没している
これも生産性向上を阻害する一因です。
監督者は本来、作業者の管理・監督をしなければなりません。
以前のエントリーで触れましたが、現場でこのようなジョークで説明します。
監督者がライン作業に埋没している。
「幌馬車にたとえると、御者がいなくて、馬だけ走っている状態で、上手(馬)くない」
中小メーカーのほとんどが、これに気づいていません。
これは管理者や工場長の責任になります。
管理者が多くの時間をパソコン作業に埋没している
ある工場では、製造課長が1日のうち4-5割の時間を
パソコンのキーを叩いて過ごしています。
ここが問題であると気づかないことが真の問題である。
これは、製造課長が現場に出ていないことを意味しています。
生産性向上を阻害している問題点は、全て現場にある。
製造課長の机は現場の中に置きましょう。