Coffee Break79(日本の常識は世界の非常識 01)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日はコーヒーブレークです。
最近中国で、ある製品の量産立ち上げ準備をお手伝いしています。
今週はやっと帰ってきたので、色々シェアしたいと思います。
中国の工場では日々様々な問題が起こっています。
日本の常識は世界の非常識
日本では当たり前と思っているものづくりが、中国では当たり前にできないんです。
日本のものづくりは品質第一で、不良品を出さないことが一般的ですよね。
一方、中国のものづくりは外観だけで品質を評価する傾向が強く、
安いから多少の不良が混じっても仕方が無い、
手抜きは見つからなければ良いと考えている所があります。
そして、多くの中国人は、人より早く、多く、
そして少し手を抜いて楽をすることが他人より豊かになれる生き方と
信じているようです。
例えば、車の運転習慣を例にあげると、
日本では安全に目的地に到着することを優先します。
一方、中国では他の車より早く着くことを優先しているようです。
だから、中国のタクシーはカーチェイスのように道を走り、
路線バスが乗用車を煽るなんてこともあるのです。
このような風土の中国で日本的なものづくりを実践しようと思うならばどうするか。
押し付けではなく、中国人の習慣や価値観に立ちかえり指導する必要があるんです。
そして、指導のときには、従業員の資質に配慮して指導することが重要になります。
具体的な話は、また次回、お楽しみに。