Coffee Break20(ゴッホの「1足の靴」からの)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
師匠O先生は、ゴッホの絵には2つの見方があると言います。
存在的見方と存在論的見方
ゴッホの「1足の靴」は農夫の靴だけを描いた絵画ですが、
そこには生活やそれを支える土地を描いています。
絵の見方を含めて、ものの見方には2つの見方があります。
①存在的見方、絵の大きさ、絵の具の使い方、暗い絵だな、というような見方です。
②存在論的見方、この絵は貧しい農夫の生活を如実に訴え、見る人に感動を与えます。
存在とは何か?これは、存在的見方です。
存在とは何かと問いかける意味は何か?これは、存在論的見方です。
こうしてみると、存在論的見方の方が大切だと思います。
師匠O先生は、中小メーカー向けトヨタ生産方式である「FL法」を確立しました。
現在、多くの中小メーカーの経営者に受け入れられています。
それは、FL法とは何かという「存在的見方」ではなく、
FL法は中小メーカーがお金を掛けないで生産性を上げてくれる
救世主ととらえるからだ!
すなわち、FL法を「存在論的見方」をしてくれるからだ!と言います。
なるほど~!
そして師匠O先生は、
この存在論的見方をドイツの哲学者ハイデガーから学んだと言います。
そして、哲学を学べ!と。
ニーチェやハイデガーのピューシスとアレーテア、ポイエシス、○×△@*+%$#…
なんのこっちゃ私には、全く分かりましぇ~ん!
でも、私達が提唱する「FL法」は中小メーカーの救世主である。
ということは分かります。