Coffee Break57(作業者の動機づけ)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日は、コーヒーブレークです。
どこの工場でも、管理者は作業者の動機づけに悩んでいます。
そんなあなたの悩みにお答えします。
ホーソン工場の作業者動機づけ
1927年アメリカでメイヨ―が行った実験です。
実験を行うに当り、5人の女工さんを選出しました。
まず証明を暗くして作業をやってもらったら生産高が上がりました。
次に証明を明るくして作業をやってもらったら、また生産高が上がりました。
どちらも生産高が上がりました、なぜでしょうか?
この種の実験を通して、メイヨ―は世紀の大発見をしたのです。
そうです、女工さんがやる気になっていたら作業環境に関係なく、
生産性が上がることが分かったのです。
ポイントは、数百人の中から選ばれたということです。
それが、彼女たちのやる気を引出していたのです。
これが行動科学(やる気を持たせる学問)に大きく貢献したのです。
これは大変重要な発見でした。
私達は中小メーカーへのコンサルをしていますが、
JIT(ジャストインタイム)の思想が作業者にやる気を持たせる動機になっています。
時間通りに仕事をし、遅れたら取戻す意欲を出してくれるのです。
私は師匠O先生の指導体験を通して、
作業者の意欲により生産高が上がることを知りました。
やる気を持たせる仕組みがなければ、私達にお任せ下さい。