『利益』とは何か? (1)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
『利益』とは何か?を解説します。
そもそも、利益とは何でしょうか?
辞書では、利益とは「事業などをして得る儲け」と書かれています。
これに対して、私達のコンサルにおける利益の定義とは、
『工場に残る現金』です。
この定義は、売上総利益、営業利益、経常利益、等の会計用語等とは違います。
大切なのは、『現金』です。
*収入は現金で支払われる
工場長をはじめとする工場の管理者達は、
このことをしっかりと理解する必要があります。
つまり、利益=工場に残る現金を増やすような仕事のやり方
をしなければならないということです。
それができれば、収入(給与・ボーナス)を増やすことができますよね。
なぜなら、収入は現金で支払われるからです。
あなたが、お子さんにお小遣いをあげるとき、
大切になるのは家計簿の計算上の収支でしょうか?
違いますよね、財布に現金が入っているかどうかですよね。
以前のエントリーでも触れましたが、多くの管理者は、
一度にまとめてつくると、原価が安くなり利益が出る、と考えています。
もしかすると、あなたもそう考えているのではないでしょうか?
これは間違いであり、非常に危険な考え方です。
一度にまとめてつくると、どういうことになるか?
次回解説しますので、少し考えてみて下さい。
利益=工場に残る現金を増やすような仕事のやり方
私達のコンサルにおける利益の定義です。