人づくりと“仕組み”づくり
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
最近以下の取組みをしています。
https://kasuyatoru.com/management-training-course-lp/
多くの工場では、
「現場作業者のやる気やスキルが低い問題」
が多かれ少なかれあると思います。
作業者がなかなか仕事を覚えてくれない、
作業ミスを繰り返す、
少し注意するとやめると言い出す…、
あなたの工場でもあるのではないでしょうか。
管理者のあなたにとっては、マネジメントの問題だらけ。
こういう問題に対してある程度の規模の中小メーカーは、
研修会社に研修をお願いしたり、
社員を外部研修会に参加させたりしますが、
ほとんどはカンフル剤のようなもので、一瞬はよくなっても、
すぐに元通り、というのが現実ではないでしょうか。
では、どう対処すべきでしょうか?
私も経験がありますが、
マネジメントに力を入れようとする時点でダメです。
やる気のない作業者のモチベーションやスキルレベルを上げようとしても、
簡単に上がるものではありません。
実は、ほとんどがムダな取り組みなんです。
では、私ならどうするか。“仕組み”を考えます。
“仕組み”とは、
誰がやっても、何度やっても、同じ結果がでる仕事のやり方です。
誰でもできるしくみであれば、
教育やスキルアップのための研修等を考える必要がないからです。
そして、簡単に覚えて、すぐに実行できるものであれば、
何らかの成果が見え、顧客も喜んでくれたり、
作業者のモチベーションも自然と上がってくるんですよね。
したがって、作業者や社員をどうにかしようとするよりも、
仕事の“仕組み”自体をつくる、もしくは改善する方を優先して下さい。
いやいや、そんなこと難しいよ!!
という意見もあるかと思いますが、
でも、私が思うに、
人を変える方がはるかに難しいです。
少し考えてみて下さい。
過去に作業者や社員を変えようとして、
本当に変えることができたでしょうか?
研修をしたら劇的に社員が変わった!
なんてことがあったでしょうか?
恐らく、ありませんよね。
だから、作業者や社員をどうにかしようとマネジメントに注力するのではなく、
“仕組み”の改善、仕事のやり方の再構築に注力して下さい。
具体的な“仕組み”については、
メルマガや講義で紹介していくので、お楽しみに。
当然、FL法を導入することは、”仕組み”の改善になります。
*FL法 = トヨタ生産方式の主要手法 + 方針管理
・時間指示の仕組み
・管理・監督者、従業員の教育の仕組み
・利益を生みだす仕組み
等々。
*だから多くの中小メーカーで受け入れられているんです。