技術士(経営工学) 生産性向上コンサルタントの着眼点

たった3ヶ月で儲かる工場になる方法をあなたに

Coffee Break54(トヨタ生産方式=かんばん方式?)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

本日は、コーヒーブレークです。

 

トヨタ生産方式かんばん方式

 

本ブログで紹介している、FL法(中小メーカー向けトヨタ生産方式)の考え方や

手法は、トヨタ生産方式をベースとしています。

 

具体的には、JIT(ジャストインタイム)や自働化等です。

 

トヨタ生産方式というと、かんばん方式を連想する人が多いのではないでしょうか。

しかし、トヨタ生産方式かんばん方式というのは正しくありません。

 

自働車を製造するには、数千の部品が必要であると言われていますが、

使われる一つ一つの部品は繰り返し生産するものです。

したがって、車の製造においては、使った部品を使った分だけ補充するという方式が、

JITの実現に繋がります。

これを実現するのがかんばん方式とうことですね。

 

一方、多くの製造業では多品種少量生産です。

もし、多品種少量生産の工場にかんばん方式を導入すると、

結果として仕掛品だらけになってしまいます。

したがって、多品種少量生産の工場には、

かんばん方式を導入することは望ましくありません。

 

しかし、トヨタ生産方式=かんばん方式と考えていると、

無理にかんばん方式を導入して失敗することになってしまうのです。

 

プロゴルファーやプロ野球選手のスイングを、

そのまま自分のスイングに当てはめてもスコアや打率は伸びません。

 

これと一緒で、トヨタ生産方式かんばん方式も大変素晴らしいしくみであるが、

自社に導入する場合は、自社工場の実情に合ったものにしなくてはならない。

 

優れたしくみのいいとこ取り

 

重要ポイントです。

バラツキに着眼した品質不良撲滅法 06

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

ある工場で品質不良を撲滅したいという依頼があったので、

その解決方法の一つをご紹介します。

 

連日、KI法の具体的な話として有名な「テグス」の話をしています。

新商品のテグスが切れて、クレームが来たので、更にテグスを強くした。

しかし、またそのテグスが切れてしまった、というお話しです。

 

昨日は、テグス全体の中の弱いところがどこにあるか、

すなわち、欠陥がどんな出方をするか調べてみたら、

切れる場所はランダムに現れるのではなく、

ほとんど同じ間隔で弱い所があることが分かった。

そして、この規則性に着眼して追究すれば原因がわかるはずだ。

という核心に迫ったわけです。

 

pe-michanpapa.hatenablog.com

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テグスはなぜ切れる?

 

そして、その規則性と類似の規則性を生ずるものが、

テグスの製造工程の中に何かあるわけですから、

それを製造工程の終わりの所から順次、工程を遡って調べたのです。

 

すると、それは紡糸するときに巻き取る枠の周期性からきているらしい、

ということが分かったので、

巻取機械を改良したら、問題は解決してしまいました。

 

有名なテグスの話は大体こんなところです。

 

KI法の生みの親である、磯部先生曰く、

技術者というのは得てして本質的なことというか固有技術的なことに

重点を置いて考える習慣がある。もちろん悪いことではないけれども、

一方でこの例のように、欠陥が局所的に現れることについての認識が

欠けている面があるように思えるのです。

 

深いですね。次回は、この話からわかることをまとめます。お楽しみに。

バラツキに着眼した品質不良撲滅法 05

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

ある工場で品質不良を撲滅したいという依頼があったので、

その解決方法の一つをご紹介します。

 

pe-michanpapa.hatenablog.com

 

昨日から、KI法の具体的な話として「テグス」の話をしています。

新商品のテグスが切れて、クレームが来たので、更にテグスを強くした。

しかし、またそのテグスが切れてしまった、というお話しです。

 

テグスはなぜ切れる?

 

さて、ここで先生に相談がありました。

話を聞いて、ピンと来たそうです。

 

これは、素材の性質がどうとかいう問題ではない、

長いテグスの中で所々弱い所があるのではないか!

 

つまり、クレームの本質的な原因は、テグスの強度ではなくて、

所々弱いという欠陥があることだと考えたわけです。

 

そこで、なぜ所々弱いところができるのかを調べてみることにして、

実際にテグスを強力に引っ張ってみたわけです。

 

そして、テグス全体の中の弱いところがどこにあるか、

すなわち、欠陥がどんな出方をするか調べてみたら、

切れる場所はランダムに現れるのではなく、

ほとんど同じ間隔で弱い所があることが分かったのです。

 

もし、不純物のようなものが介在しているために

その部分が弱くなっているのであれば、このような現象は起きませんよね。

つまり、ランダムに弱い所が現れるはずです。

ということは、この規則性に着眼して追究すれば原因がわかるはずだと。

 

という所で、本日は終わりです。続きは次回をお楽しみに。

バラツキに着眼した品質不良撲滅法 04

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

ある工場で品質不良を撲滅したいという依頼があったので、

その解決方法の一つをご紹介します。

 

前回は、原因追及でなく、つくり方の違いに着眼せよ。KI法

またKI法の特徴は、知識にたよらず事象に学ぶ方法である。

という話をしました。

 

pe-michanpapa.hatenablog.com

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本日からKI法の具体的な話をしていきます。

KI法の生みの親である、磯部邦夫氏の有名な『テグス』の話しです。

 

テグスはなぜ切れる?

 

ある会社が「テグス(釣り糸)」を作り、発売しました。

すると「大きな魚がかかったけど、テグスが切れて魚を逃してしまった。

優秀なテグスと宣伝しているから、買ったのにとんでもない」

というクレームが多くでました。

 

そこで技術者は「丈夫だと思っていたが、まだ弱いのか、もっと強くしなければ」

と考え、更に強いテグスを作るべく、化学的に開発しました。

しかし、また同様のクレームが出てしまったのです。

 

技術者にしてみれば、素材としては非常に良いものなのに

なぜそのようなクレームが出るのか分からないわけです。

そこで、ある先生に相談することにしたのです。

 

賢明なあなたは、この後の展開がお分かりでしょうか?

続きは次回のお楽しみに。

利益を上げる法則(8.できる方法を考える まとめ)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

これまで、利益を上げる法則について、解説してきました。 

 

もっと学びたい方へ

 

「利益を生みだす考え方はわかった、もう少し具体的な方法を知りたい」

 

そんな勉強熱心なあなたは、引き続きこのブログを読んでみて下さい。

 

日本の製造業が抱える問題、利益が出ない根本的な理由、利益を増やす原理、

利益を増やす活動の進め方、などを詳しく書いていますから。

 

まず、読んでみよう。

 

pe-michanpapa.hatenablog.com

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利益を上げる法則(7.できる方法を考える 02)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

引続き、利益を上げる法則について、解説します。

 

昨日は、できない理由ではなく、できる方法を考える。

という話をしました。

 

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まず、やってみよう。

 

できる方法の選択肢は無限です。

できる方法を考え抜き、できるまで粘り強く続ける。

この精神こそ、利益を生みだす源泉なのです。

 

『まず、やってみよう!』

この一言によって、利益を生みだす扉が開きます。

 

やる前から、できるか、

できないかを会議室で議論しているほどムダなことはありません。

そんな時間があったら、現場に行って、まずやってみることです。

 

やってみて、うまくいかなければ、別の方法を考えればいいだけのことです。

大切なことは、できるか・できないかという判断ではありません。

『やるか・やならないかという決意』なのです。

 

やると決意することで、利益を生みだす歯車が動き出します。 

会社の経営は、生物の進化と同じです。

 

強い生物(会社)ではなく、変化に対応できた生物(会社)が生き残っていく。

生き残るためには、変化し続けなければならない。

利益を上げる法則(7.できる方法を考える 01)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

引続き、利益を上げる法則について、解説します。

 

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できない理由ではなく、できる方法を考える

 

利益を増やすには、新しいことへのチャレンジや挑戦が必要です。

 

しかし、何か新しいことをやろうとすると、

必ず「できない理由」を言う人が出てきます。

 

特に、現場のベテラン作業者や年配の管理者が『抵抗勢力』になります。

 

ただ、『抵抗勢力』になってしまうのには理由があります。

新しいことをやろうとすると、2つの感情が生まれます。 

 

今のやり方を変えると、仕事がたいへんになるという「恐怖」

今のやり方を変えると、何が起きるかわからないという「不安」

 

恐怖や不安という感情は、人間が持つ防衛本能であり、とても強力です。

だから、何としてでも今のやり方を維持しようと考え、

「できない理由」を並べてしまうのです。

 

今のやり方は、慣れているので、安心できる楽なやり方なのです。