なぜ、今「改善リーダーが必要なのか?」 10
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
モノづくりは人づくり。
具体的には、工場を改善していける「改善リーダー」を創り上げることが、
変化の激しい時代を生きていく絶対条件になります。
キーワードは「常識打破」
本日も、改善リーダーが自分の殻を破り、改善力を身に付けるための、
具体的な内容を解説します。
多能工化教育のポイントを解説します。
教え方には秘訣がある!
監督者は部下の作業者へ
「やってみせ」、「やらせてみせ」できるまで、これを繰り返す。
これは、山本五十六元帥の教えであり、作業者への技能習得の基本である。
今の監督者は、自分がラインに埋没していて、
とても部下の作業者へ教える時間すらないのが現状である。
まず監督者をラインから外すことが第一のステップとなる。
しかし監督者をラインから外ずしても、もう一つ大きな問題がある。
それは部下への技能を教える方法を訓練されていないことだ。
だから、監督者は自身が1つの技能を3年かかって体得したら、
部下の指導も3年かかると平気で言う。
ここが問題なので、とにかく早い速度で技能を体得させる訓練法を学ぶ必要がある。
ここでアドバイス。
一つの作業で、すぐに覚えられるものと、そうでないものがある。
まずは、これを層別することだ。
直ぐに覚えられない作業には、調整作業を要するところである。
少し分かりにくいので、次回一例で説明します。