たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

クレームや社内不良を減らしたければ、常識の逆をやれ (7)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

FL法コンサルでは「社内不良を減らしたいなら“データの集計”を直ぐやめなさい

と言います。

なぜ?と思われたあなたは、品質管理の考え方が間違っているのです。

大衆の逆をやれ!大衆は常に間違っている!

 

でも、大丈夫です。

この連載で、間違った品質管理の考え方を正していきます。

 

pe-michanpapa.hatenablog.com

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師匠O先生の大好評セミナーが今週(10/12,18)に開催されます。

http://www.omi-con.com/

 

本ブログはその前の予備知識的な内容ですが、

この連載を読んでセミナーに参加すれば、

あなたは、革新的な品質管理を深く学ぶことができるでしょう。

 

死亡診断書のデータを取るな

 

昨日の「不良の原因究明」に引続き「データの集計をするな」となると、

もう何だか分からない、と言う方がいます。

 

ここで、よく考えてみて下さい。

どこの工場でも品質や生産性に関するデータは多いです。

しかし、これらのデータにはアクションに結びつかないものが多すぎるのです。

あなたの工場も恐らく同じでしょう。

 

この様なデータを「死亡診断書」と呼んでいます。

 

ある工場の例ですが、毎週不良の詳細報告書が40枚以上出されていました。

これは不良があまりにも多いだけでなく、

不良低減のアクションが取れるようなものではないのです。

 

誰もアクションが取れない。正に死亡診断書である。

 

社内不良はアクションを取らない限り減りません。当たり前ですよね。

したがって、データを集計し分析することは、

不良低減のアクションをとることが大前提です。

 

くれぐれも「死亡診断書」はやめて下さい。