たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

Coffee Break67(優れた経営者の盲点)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

本日もコーヒーブレークです

 

昨日は、

もし、あなたの工場が今まで通りのやり方で利益が出ているのであれば、

逆に危ないと考えた方がよいでしょう。という話をしました。 

pe-michanpapa.hatenablog.com

 

たまたま今の顧客に恵まれているから利益が出ている。

 

これからの時代、独自のやり方ではとても通用しない!

 

最終的にはこういったことに気付きます。

本日はもう少しこの話をします。

 

優れた経営者の盲点

 

自ら会社を立ち上げた創業社長は、とても優秀な方ばかりです。

しかし、だからこそ、独自のやり方に陥ってしまうのです。

創業社長に面と向かって反対意見を述べる人はいないでしょう。

したがって、独自のやり方に偏っているということに気付かないのです。

 

正に裸の王様状態!

 

ある工場では、社長が次のような指示を出していました。

「各工程の稼働率をとにかく上げよ!」

 

するとどうでしょう、現場は加工するものが無くなっても、

勝手に材料を購入し、外注に前加工を依頼し、

とにかく自分の工程の稼働率を限界まで上げてしまうのです。

 

結果、材料費と外注費が上がり、出荷するわけではないので売上になりません。

当然、大幅な赤字になってしまいました。

 

このブログの読者であるあなたは分かると思いますが、

「とにかく、稼働率を上げよ!」は間違った考えですよね。

 

結局、どんなに優秀な経営者の方でも、

工場管理においてはどうしても自己流に走ってしまうのです。

 

というわけで、このブログでは、

間違った工場管理を正す考え方を今後も紹介していきますので、お楽しみに。