技術士試験対策 23.口頭試験の準備 (4)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
猛暑の筆記試験からもうすぐ2ヶ月が経ちます。
受験されたあなたは、如何お過ごしでしょうか。
口頭試験の準備をはじめましょう。早ければ早いほど、安心して本番に臨めますよ。
私が講師をしている技術士試験対策講座の特徴です。
*日本で初めてチャットワークを使った通信講座。
*添削をお返しする時間が早い、原則36時間以内。
*経験豊富な講師陣の手厚いフォローアップ。
*口頭試験模試もやります。(口頭試験模試@スカイプ)
技術士登録はゴールじゃない、技術者としてのスタートラインに立っただけだ。
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業務内容の詳細への質問に答えられるか?
前回のエントリーでは、業務内容の詳細を簡潔にまとめるポイントを紹介しました。
本日は「思わずドキッとしてしまう」質問への対応です。(全部門共通、4つ)
①どうなっていますか?
業務内容の詳細から読み取れない、3分説明ではわからない場合に、
より詳しい状況を説明してくれというものです。
ほとんどは説明すればOKでしょう。一瞬ドキッとしますが、一番怖くない質問です。
②意味がわかりません!
*この質問が一番多いのではないでしょうか。
試験官が本当に内容が理解できない場合でしょう。
説明すればいいだけですが、そこで理解できた結果、その場で評価をされます。
(理解できないから評価保留になっていたということですしょう。)
③提案のどこが技術士に相応しいの?
*この質問は合否を分けます。
「あなた自身の工夫した点は?」「技術士にふさわしいと思いますか?」
「当たり前の提案なんじゃないの」等、色々な聞き方があるでしょう。
この質問に答え、試験官が納得すれば「技術士にふさわしい」と認めてもらえます。
そうでなければ「技術士にふさわしくない」となって不合格に向かうことになる。
業務内容の詳細を第三者に読んでもらい、事前にしっかり準備しておきましょう。
④本当にそうなの?
試験官が納得行っていない場合でしょう。
「こういう場合はそうじゃなくて、こうなんじゃない?」という感じですね。
これには、誤解と見解の相違、こちらの間違いの3つの可能性がある。
まずは根拠の詳細な説明です。
詳細論文に書いてない、
あるいは書いてあるけれど読み落とし・説明省略がある点も含めて、
「理解してもらおう」という姿勢で説明します。
「○○という理解でしょうか?」と試験官に質問してもよいでしょう。
また、ある程度説明しても納得してもらえない場合は、思い切り引きましょう。
そこでひと言忘れずに、
「貴重なご意見ありがとうございました。しっかり勉強さえて頂きます」
口頭試験を受けるあなたに覚えておいて欲しいことは、
評価されるのは口頭試験の場であるということです。
もし、業務内容の詳細に少し不備があっても問題ないでしょう。
試験官は、論文を読んで、説明を聞いて、質疑応答をして、
それで疑問点が解消されればいいのですから。
したがって、提出した業務内容に不備な点が後で見つかったとしても、
それをフォローしつつ説明すればいいと思います。
というわけで、事前に第三者に見てもらう必要があるのです。