たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

工場管理の新常識 間違いだらけの15の視点 03

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

工場管理がうまくいかないのは、あなたの常識が間違っているからだ!

ということで、連日1つずつ解説しています。

 

pe-michanpapa.hatenablog.com

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師匠O先生が説明するセミナーが来月に開催されます。

従来のやり方に限界を感じ、革新的な工場管理を学びたいあなたは是非!

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「単価が安いから外注に出す」は間違い

 

外注の理由を「単価が安いから」だと、ほとんどの発注責任者は言います。

もちろん、技術的に社内でできないものを外注に出すのはやむを得ません。

 

しかし、内製化できるものは外注に出すな、である。

 

内製化できるものでも、能力が満杯になった場合は、外注依頼もやむを得ません。

とはいえ、社内の生産能力をきちんと把握していないで、

安易に外注に出している場合が多いです。

 

特に、売上が下がり、社内でつくる能力があるのに、

外注に出している場合は大変問題です。

 

これはものづくりにおける大きなムダです。

外注に出すことは原則として利益がにげることである。

 

FL法のアプローチでは、生産性が上がると人員に余裕がでてくるため、

この人員で外注依頼していたものを内製化していきます。

こうすれば、外注費はなくなりますよね。

 

それでも、

外注は単価が安いというのなら「全て外注化して商社になれば」といいます。

すると、それはできないと言います。

 

よく考えてみて下さい。

社内ですめば、給与という固定費のみですが、

外注に依頼すれば、その固定費に上乗せされ、更にお金が出ていきますよね。

 

外注単価と社内単価を比較してはいけない。

社内でやりきれば、実質的な追加コストはゼロでしょ。