工場管理の新常識 間違いだらけの15の視点 02
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
工場管理がうまくいかないのは、あなたの常識が間違っているからだ!
ということで、昨日から1つずつ解説しています。
師匠O先生が説明するセミナーが来月に開催されます。
従来のやり方に限界を感じ、革新的な工場管理を学びたいあなたは是非!
「ロット合併が知恵だ」は間違い
今週A製品を100個納入、翌週同じA品を200個納入する場合、
300個まとめて作ることをロット合併と言います。
多くのメーカーはこれを知恵だととらえています。
この根源は、段取回数を減らせることにあります。
ロット合併が数点ならいいが、多くの製品に適用してしまうと、
翌週納入すべき製品が入らなくなり、納期遅延をいう副作用を起こしてしまいます。
そもそも、段取回数を少なくするという発想が間違いであり、錯覚です。
まずは、段取時間を半分にする発想が必要になります。
なるべく小ロット(出荷単位)で作るのがトヨタ生産方式の神髄です。
「段取時間の短縮に始まり、段取時間の短縮に終わる」
段取時間の短縮のコツは、次回解説します。お楽しみに。