たった90日であなたの工場が黒字化する方法

技術士による工場の生産性向上講座

利益を上げる法則(1.動きを減らして、働きを増やせ 02)

こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。

昨日から、利益を上げる法則について、解説します。

 

昨日は、タクシーの例で、利益を上げる瞬間を考えました。

お客さんを乗せて走っている瞬間だということが分かりました。

pe-michanpapa.hatenablog.com

  

では、工場の現場ではどうでしょう。意外と分からないものですよね。

 

利益を生み出す瞬間を知り、その瞬間を増やせ

 

具体的に見ていきましょう。

以下の図を見て下さい。

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利益を生み出す瞬間

 ドリルが被加工物に近づいている瞬間は利益を生んでいません。

*ドリルの歯は空気を切っているので、「エアーカット」と言います。

 

そして、ドリルが被加工物に接触し、

ガリガリと音を立て、穴を開けているその瞬間が利益を生み出しているのです。

 

利益を生み出している瞬間を「働き(はたらき)」と呼ぶ。

利益を生み出していない瞬間を「動き(うごき)」と呼ぶ。

 

あなたの工場にも必ず「働き」と「動き」が存在します。

重要なことは「働き」と「動き」を区別して、「働き」に焦点を合わせること。

 

簡単でしょ、利益を上げるために行うことは、たった1つです。

『動きを減らして、働きを増やす』

 

お金をかけず、今からすぐにできますよ。