利益を上げる法則(1.動きを減らして、働きを増やせ 02)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
昨日から、利益を上げる法則について、解説します。
昨日は、タクシーの例で、利益を上げる瞬間を考えました。
お客さんを乗せて走っている瞬間だということが分かりました。
では、工場の現場ではどうでしょう。意外と分からないものですよね。
利益を生み出す瞬間を知り、その瞬間を増やせ
具体的に見ていきましょう。
以下の図を見て下さい。
ドリルが被加工物に近づいている瞬間は利益を生んでいません。
*ドリルの歯は空気を切っているので、「エアーカット」と言います。
そして、ドリルが被加工物に接触し、
ガリガリと音を立て、穴を開けているその瞬間が利益を生み出しているのです。
利益を生み出している瞬間を「働き(はたらき)」と呼ぶ。
利益を生み出していない瞬間を「動き(うごき)」と呼ぶ。
あなたの工場にも必ず「働き」と「動き」が存在します。
重要なことは「働き」と「動き」を区別して、「働き」に焦点を合わせること。
簡単でしょ、利益を上げるために行うことは、たった1つです。
『動きを減らして、働きを増やす』
お金をかけず、今からすぐにできますよ。