3H(さんえっち)とは 02
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
昨日は、事故やトラブルの発生は、
3H(初めて・変更・久しぶり)の時に起こりやすい!という話をしました。
でも、未然防止って、なかなかできませんよね。
活動が徹底できない理由
とりあえず、考えてみましょう。
①経営理念として未然防止の不徹底
企業理念として未然防止を実践すると決め、
目に見えない「未然防止」のために、日々の業務手順を増やしても、上手くいかない。
②日常業務の手順化が不徹底
日常業務の中に品質管理の体系が定着しているところに、
3Hを明確化して導入するから意味があります。
逆に定着していないところに、
3Hを導入しようとすると日常業務手順化の不備がよく分かります。
そもそも、定着していないところが多すぎます。
③3Hマニュアルが整備されていない
3Hでは、日常業務中で何が初めて・変更・久しぶりかを事前に決めておき、
該当する場合は3Hの重点管理を定めた手順に沿って実行します。
しかし、マニュアル化と継続は相当難しいです。