3H(さんえっち)とは 01
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
技術士試験も一段落、WCも終わりましたので、本業に戻ります。
クレームの多い工場は、その場しのぎの対策がほとんどです。
結局、忘れた頃に、再発してしまいます。
さんえっち(3H)作業
私達の指導では、
「事故やトラブルが発生したことへの批判は誰でもできる。
重要なことはいかに未然防止するかだ」
と指導します。
品質・安全問題への緊急処置と再発防止の重要性は誰しもが認識していますよね。
しかし、本来は未然防止こそが経営上重要であることを忘れてしまいます。
これらの課題を体系的に取り組む方法は、FMEAなど多岐にわたります。
いずれの方法も未然防止を徹底させるためには難解で膨大な手間を要します。
結局、難しくてやらなくなってしまいます。
一方、事故やトラブルの発生は私達の経験則として、
3H(初めて・変更・久しぶり)の3パターンの折に起き、
定常時には極めて少ないことが分かります。
そこで簡単で親しみやすい3H に着目し、
効率的に未然防止を実現する方法をご紹介しましょう。
ちなみに、最初に3Hを品質管理に導入したのは、
1980 年代に大手電気メーカーといわれています。素晴らしい発想ですね。
今日は、イメージを覚えて下さい。以下の図は、大好評です。
イメージし易いでしょ。