不良の原因を検証せよ 02
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
先週は眠い目を擦りながら、内部監査、サプライヤー監査をしました。
WCはいよいよベスト4の戦いです。
昨日は「不良の再発防止を確実にするための再検証」
が重要であるという話をしました。
本日は、その具体的なやり方です。
原因を素早く正確にとらえる力、つまり解析力が重要だ
中小メーカーの管理者には、この解析力が欠落しています。
よく、不良報告の原因欄に「…と思われる」と書いてある。
これは厳密には、8.5.2是正処置(f)の不適合になります。
原因を特定したことにならないからです。
でも、ほとんどそんな感じですので、仕方ありません。
原因がどうしてもわからない場合は、KI法アプローチが重要になります。
良品ができる場合と、不良品ができる場合の作り方の違いからアプローチします。
このKI法は、師匠O先生お勧め(磯部邦夫先生が確立した手法)で、
不良を低減させる優れたアプローチです。