不良の原因を検証せよ 01
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
今週は眠い目を擦りながら、内部監査、サプライヤー監査をしました。
昨日は「内部監査は、監査側と被監査側と区別せず、一緒に有効性の追求をせよ」
という指導の話をしました。
不良原因の検証なしが不良を再発させている
当たり前ですが、原因を正しく追及しないと不良は再発します。
ISO9001 8.5.2是正処置の(f)は、
是正処置の活動のレビューをすることを要求しています。
しかし、ほとんどの管理者は、
この(f)の解釈を是正処置を取った後、
不良が出ていない確認をすることと解釈している。
あなたも、その一人ではないでしょうか。
これは誤解釈です。
正しい解釈は、
今、原因ととらえたものは真の原因かを
もう一度検証することを要求しているのである。
更に、その原因の除去方法としての是正処置が適切であったかをもう一度検証せよ、
といっています。
不良の再発防止を確実にするための再検証を要求しています。
この様に、正しい解釈をしている人は、ほとんどいません。
だから不良が再発するのです。
では、どうするか?次回解説します。