理想的な生産ライン 02
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
引続き生産性向上の話です。
ある工場で、製造量が増加するため、急遽生産ラインを作ることになりました。
昨日は、ラインを短くすれば、品質が上がり、コストは下がる。
という話をしました。
工程表示は番号表示をせよ
工場では、設備や機械ごとに様々な情報が表示されていますよね。
例えば「工程名称」、溶接、塗装、研磨、等、
あるいは機械番号や取得年月日でしょうか。
確かに、必要な情報ではありますが、理想的な生産ラインには重要ではありません。
表示すべき、最重要情報は、
「工程の順番と流れレイアウトを確認できる番号表示」です。
なぜでしょうか。
例えば、7つの工程があるなら、工程順に1/7-7/7までの番号を付けます。
このレイアウトが番号通りに繋がっていれば「流れている」と一目瞭然です。
逆に、番号が飛んでいれば流れが途切れている証拠になります。
ムダが発生している証拠です。
工程表示は番号表示の意味は、
どのような順序で生産されているか、どこが一番まずいか、
誰でもすぐに分かるということです。
まず、やってみて下さい。