原因と結果の法則 02
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日も、原因と結果の法則についてです。
シンプルな法則ですよね。
結果を変えることはできない。結果を変えるには、その原因を変える必要がある。
工場で起こることは全て結果だ
原因と結果の法則は、工場の改善活動にも役に立ちます。
例えば、作業者がミスをして不良品が出てしまったとします。
このとき、不良品が出たことが結果で、作業者がミスしたのが原因と考える。
しかし、それは違います。
作業者がミスをしたのは結果であり、
その原因は、監督者がミスをしないような教育、
またはミスを起こさない仕組みづくりを怠っていたことである。
したがって、改善のポイントは、
作業者がミスをしないように気を付けることではありません。
監督者が、作業者を教育し、正しい作業ができるようにすることが、
改善すべきポイントです。
そして、作業者がミスをしたくてもミスができないような仕組みを構築することが、
監理・監督者の仕事です。
工場で起こることは全て結果である、という意味が理解できたでしょうか。