徹底したムダとりに潜む盲点に気づけ! 06
こんにちは、技術士（経営工学）の、みーちゃんぱぱです。
本日は、ムダとりについての解説を再開します。
工場改革は自力でできると考えるムダ
「守・破・離」という言葉をご存知でしょうか。
これは、師匠O先生に教えて頂いた、私の好きな言葉です。
習い事は全てそうだが、最初は師匠に基本を教わり、その通りに訓練する。
これが「守」の意味である。
そして、師匠の教えを忠実に実践して訓練を重ねていくと、
少しずつ本人の良さが現れてくる。
これが「破」の意味である。
更に、この実践を続けていくと、その人の独自性が出てきて、師匠よりも優れてくる。
これが「離」である。
この「守・破・離」は、1つの（あなたの）工場が改革しようとするとき、
自力ではできなく、外力の「守」から出発しなければならないことを教えています。
つまり、外力なしには工場改革はできない。
多くの中小メーカーは何とか自力で頑張ろうとしていますが、
これでは難しい（無理）です。
少なくとも「守」の教えは絶対に必要です。
これは、私が師匠O先生のコンサル同行で強く感じたことです。
自力では工場改革はできません。
