管理者の価値のある瞬間 (1)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日から、管理者の「価値のある瞬間」について考えていきましょう。
管理者である、あなたには必見ですよ。
部下に直接やってみせる仕事をしている瞬間
師匠O先生曰く
「管理者は部下の仕事のやり方をあたかもヘリコプターで低空飛行
して観察し、部下が問題ある仕事をしていたら、その瞬間にヘリコプターから降り、
正しいやり方をみせ、部下ができるまで繰り返し指導する。
そして他の仕事を観察せよ」
この話をすると、管理者のあなたは「いやいや、全部の仕事ではできません」
と言います。この姿勢ではダメです。
上司の主体的役割は、部下のやっている仕事以上に質的にも時間的にも優れた力量を
持っていなければならないのです。この指導ができない上司は失格です。
ほとんどはやっていないだけで、やればできます。
精神論ではありません。圧倒的に努力が足りません。
例えば、製造部門の管理者、監督者ならば、不要にならないで、
かつ早くやるやり方を、その場で瞬間的に指導できなければならない。
私の経験から言えば、毎日部下の仕事を客観的に見ていればできるはずです。
ただ見ているだけではダメ、目的意識、問題意識を持って下さい。
管理者だからもう学ぶことはない、と思っている人が多すぎます。
それでは、部下の力量を上げたり、評価することはできませんよね。
これに気づいていない管理者や監督者が多いのには困ります。