Coffee Break26(トヨタの危機感)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日は、コーヒーブレークです。
師匠O先生曰く「トヨタ生産方式の本質を学べ」
トヨタでは、昔からずっとトップが危機感を訴えています。
常に危機感があり、原価に対する厳しい改善目標が毎年与えられていました。
なんと、トヨタでは油一滴まで管理し、原価低減に取り組んでいるのだそうです。
よく「乾いた雑巾を絞る」と表現されますが、乾いた雑巾からは水はでません。
しかし、トヨタ経営陣はまだまだ水は出ると信じて高い目標を立てるのだそうです。
そして実際に水は沢山出てきたのです。
トヨタは、こういう努力を続けており、今なおカイゼンの歩みを止めていないのです。
“トヨタは儲かっていいな~”とよく思うわけですが、
その裏では現場は常にギリギリの数字を背負い、精一杯の状態で頑張っているのです。
こうしたトヨタの取り組みを本当に研究し、学び、実践できている企業は
少ないのではないでしょうか。
トヨタ生産方式の根幹思想は「JIT(ジャストインタイム)」です。
そして私達の提唱する「FL法」では 「必要な工数でつくる = 時間指示」を
最も重要視しているのです。