設計改善は現場改善より重要だ (6)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
本日から、設計でのコスト削減アプローチについて解説していきます。
ものに対する直接改善
設計でのコスト削減の方向としては、基本的に材料コストをいかに削減するか、
という改善が中心になります。
あなたも一度は聞いたことがあるかもしれませんが、
価値工学的アプローチをしていきます。
価値工学的アプローチとは、もの(対象物)に対して直接的に、
形を変えたり、加工方法を変えたり、材質を変えたり、
等をしてコストを引き下げていく改善を行います。
名称を聞くと難しそうですが、意外と当たり前の考え方ではないでしょうか。
これなら出来そうな気がしますよね。
この価値工学的アプローチでは、目に見える部分のコスト低減を行っていく方法
が中心であり、個々の部品や材料などがその対象になります。
明日からは、具体的な方法をご紹介します。
お楽しみに。