設計改善は現場改善より重要だ (2)
こんにちは、技術士(経営工学)の、みーちゃんぱぱです。
昨日は、設計改善の重要性について解説しました。
本ブログでは製造工程での生産性向上、コスト削減について解説してきましたが、
設計に起因するコストが非常に大きいことは周知の事実です。
というわけで、設計でのコストダウンにつて解説していきたいと思います。
設計起因の高コスト化要因
あなたも聞いたことがあると思いますが、
一般に製品コストの約80%は設計で決まります。
「まずい設計」であればムダなコストばかりが発生し、
総コストは間違いなく上昇します。
一方、「上手い設計」であれば材料費だけでなく加工費や組立費を引き下げるため、
総コストをかなり低く抑えることができます。
実際、「上手い設計」と「まずい設計」では、
総コストとして約30%の差が発生すると言われ、
大きくコストを下げたい場合は、
この設計の仕方によるコスト差の部分を改善する必要があるわけです。
というわけで、設計起因の高コスト化要因を考えていきたいと思います。
これから挙げることが頻発しているならば、間違いなく高コスト体質ですので、
早急に改善することをお勧めします。
では、明日から解説していきます。お楽しみに。